13番目の精霊
2006.06.12 (Mon)
やっと「ユダの福音書を追え」読み終わりました。この本を読み終わってちょっと考えが変わったかもしれません。ナグ・ハマディ文書とか死海文書とか。。あとはユダの福音書の原典とか。。読まなくては!!という気があんまり起きなくなってしまいました。聖書はちょっとアレンジが加わった歴史物語としてはおもしろそうですが。。
この本は原典ではないので、ユダの福音書の内容はちょこっとしか載っていなかったのですが、それだけで十分かも。。なんて。
なんだか、この頃イエスの人間化が加速されていくような。…というかもともとたくさんいたマスターのうちのひとりに過ぎなかったのかもしれないイエス。。教会が神様に仕立ててしまったイエスが、もとの姿に戻っていくような。。なんてふと思ってしまいました。。恐れ多くも^^;
イエスの教えは確かに「真実」を含んでいるような気がするのですが、最近発見される文書に登場するイエスのそれは、なんだかどこかで聞いたような、今の時代にマッチしているようなことばかりに聞こえてしまいます。
過越祭の3日前、座って感謝の祈りを捧げている弟子たちを見てイエスは声を立てて笑います。先生、なぜ笑うのですか?と弟子はイエスに尋ねます。「あなたがたのことを笑ったのではありません。あなたがたは自らの意志によってではなく、あなたがたの神をたたえるために祈りをささげているのです。」それから少し問答があって、そのうち弟子たちは怒りを覚えます。するとイエスは「なぜ、あなたがたは怒りを感じるのですか?あなたがたの内にいる神…完全なる人を取り出して私の眼前に立たせなさい。」と。。
なんだか、こういうやりとりって他でも見られるマスターと弟子の会話と似ていますよね。。イエスの言葉の意味も。。わざとワケわからなく言うところなんかも(笑)
当時のユダヤ人教師は、群集にはあるところまで教え、それ以上は弟子達だけに内密に教えたそうです。イエスも、ユダだけこっそり呼び出してこんな事言ってます。
イエス「人間の魂はやがて死んでしまうものです。だが、御国の時を成就した人々の霊魂は彼らから離れます。肉体は死んでも魂は生き続け、天に上げられるでしょう。」
ユダ「その他の世代の人々は何をもたらすのですか?」
イエス「実りを得たければ、岩の上に種を蒔くことはできません。」
ユダ「先生、(他の弟子たち)皆の話に耳を傾けるなら、私の話も聞いてください。とても奇妙な幻を見たのです。」
イエス「13番目の精霊であるお前が、どうしてそんなに躍起になるのですか?それはそれとして、さあ話してご覧なさい。私はお前の話を信じるでしょう。」
ユダはイエスにとって12人の弟子の中のひとりではなく「13番目の精霊」という特別な存在だったそうです。。
13番目???最近、この「13」という数字はあちらこちらで出てきますね。
この「ユダの福音書」を書いた人物は謎らしいのですが、間違いなくグノーシス派の人だろうとの事です。でも。。グノーシス派も正統派も。。なんだかお互いの欠点のつつき合いっこしているみたいに見えてしまって。。
イエスが特別に見えなくなってきてしまいました(苦笑)これって、何かに流されているのでしょうか。。
なんだか、ますますやっぱりフォーカスすべきは日本?なんて気になってしまいました。とりあえず、明日からは「色彩論」読みます。。
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